年末恒例熊野詣、浜峰さんとの忘年会です。今回は、岩手から応援にやってきたMさんも加わってにぎやかに、いつもの「とり井」でクエ尽くし! 読者の皆さんのお気持ちを慮って、写真は載せません(ご覧になりたい方はこちらのページで)。一夜明けて、友人たちへの土産をゲットすべく、浜峰浜街道店へやってきました。いつも通り暖簾をくぐって店内へ、しかし、何か気になるなぁ。もう一度表に戻って見直してみたのがこの写真、何だかわかります? いやぁ、驚きましたねぇ。暖簾の焦げ茶の深い色の生地に白く染め抜いた文字の部分だけが、熊野灘からの潮風のせいか、くり抜いたように傷んでいるのです。しかしさすが干物やさん、どう見てもサカナの型をくり抜いたようにしか見えません。少し離れると、このように。もっとも、近々新しいものと交換されるとか。ちょっと、もったいない気もしますね。 😉
昨晩初めてお会いしたMさん、岩手県でアグリファインという会社をおこされているのですが、名刺の裏には「岩手八幡平の元気野菜、アグリファインは“元気野菜”を通じて、新しい時代の農業をプロデュースします」と。浜峰さんとはデパートの催事で知り合ったのだとか、歳暮シーズンで超多忙の浜峰商店へ応援にやってきたのだそうです。酒販免許を持ち、ソムリエでもある彼の話は大変おもしろいもので、夏には京都で自慢の四種トマトを使ってイベントをやろうと盛り上がっておりました。
仕上げの雑炊を頂くときに、話題は「雑炊」と「おじや」との違いに。必ずしも一般的に認められているものではありませんが、雑炊はご飯を水で洗ってぬめりを取ってさらっと仕上げる調理法、おじやはそうではないというのが私の認識。Wikipediaによれば、ご飯粒の形を残すのが雑炊、煮込んで形を残さないのがおじやという説もあるそうです。詳細は、
帰路は熊野市飛鳥町の野菜直売所でsatoshi-kさんにご挨拶、里芋・レタスなどを仕入れた後は、吉野路の楽しみ=道の駅大淀まで走って、たっぷりと買い物三昧。白菜・大根・クレソン・唐辛子、味噌三種・こんにゃく・厚揚げ・飛竜頭、ここで豆腐などを買うとおからをおまけでいただけるのです。さて、夕方までの間に二日分の食事作り、これって結構ストレス発散になるのですよ。お時間のある方、和食処・寺口亭へお立ち寄りください。