第六回露の新治寄席@天満天神繁昌亭

第六回露の新治寄席
第六回露の新治寄席

 今年1月18日(土)の第5回露の新治寄席、当日終演後に予約したおかげで今回の整理券番号は37番、昨晩は繁昌亭最前列に席を取ることができました。少し演者を見上げる必要はありますが、何しろ前に余裕があるので足が楽、終演までストレスなく楽しむことができました。次は5月31日の小染さんとの二人会、場所は変わって道楽亭、当分追っかけを続けるつもりです。
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第六回さん喬・松喬二人会

[flickr id=”7660337770″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”medium_800″ group=”” align=”left”] 昨年7月31日に第四回を聴いていますが、年末に松喬師の肝臓癌が発覚、それ以後の闘病生活についてはご本人がブログで報告されています。経過についてはそちらをご覧いただくこととして、何しろ久しぶりに拝見した姿がげっそりとやつれています。7月11日に放送された「平成紅梅亭」の画面でもいささかお疲れのようでしたが、明らかにその時より辛そうな印象。高座に座る際見台に手を置いているところから、本当に大丈夫かと心配しました。ところが、噺に入ると段々と調子が出てきて声の張りは素晴らしい。ご本人も仰っていましたが、精神力の強さに感じ入りました。記憶に残る1日、やはり行っておいてよかった。
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第四回さん喬・松喬二人会

 これまでは原則として京都の落語会を中心にしていましたが、このところ大阪・神戸にも足をのばしています。理由は、東京の噺家さんを生で聴く機会を増やしたいから。昨日は、大阪市立こども文化センターで開催された「第四回さん喬・松喬二人会」へ行ってきました。柳家さん喬師は五代目小さんの弟子、高校卒業直後の入門で45年のキャリアを誇る大ベテラン、この方でもすでに試験制度のもとで真打ちになられたのですね。以前NHKで「芝浜」を観たことがありますが生で聴くのは初めて、いやぁ良かったですよ。上方では枝雀亜流の演者が落ち着きのない高座でしらけさせられることが多い今日、座布団の上で声と仕草で魅せる芸には心底感動。しかもトリが佃祭、松喬さん自身も数えるほどしか聴いたことがないとのこと、ラッキーな一夜でした。

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