菊六三席五回目@阿吽坊in京都

 京都高台寺の和食・阿吽坊(あうんぼ)では、東京の二つ目・古今亭菊六さんの落語会を不定期に開催してきました。店主とは古い馴染みであり、私も色々とお手伝い、昨日は数えて第五回目、心配されたお天気も何とか持ちこたえてくれました。すでに昨秋の落語協会による真打抜擢昇進の発表、今春の春風亭一之助さんの単独披露興行は多くの注目を集めています。我が菊六さんも今秋に古今亭朝太さんと二人で昇進、本当におめでたい限りです。座敷二間続きの会場は50名の定員を超えるお客様で熱気むんむん、三席たっぷり楽しんだ後、最後は「古今亭文菊」のめくりを紹介して参加者全員で一本締め。関西では菊六さん単独の会は他には無いはず、従って二つ目として関西で最後の落語会は、無事お開きとなりました。
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菊六三席四回目

 京都・下河原で「身体に優しい和食」を提供する阿吽坊での江戸落語の会、昨日は数えて四回目、すっかりお馴染みとなった古今亭菊六さんを堪能してきました。毎回三席演じていただきますが、昨日は「幇間腹」「あくび指南」「妾馬」。私にとっては、生で妾馬を聴けたのは大収穫でした。これまでの実績は次の通り。

2009年8月22日(土)第一回阿吽坊落語会(薬缶・紙入れ・船徳)
2010年1月30日(土)第二回阿吽坊落語会(時そば・湯屋番・子は鎹)
2010年10月2日(土)第三回阿吽坊落語会(長命・権助提灯・大工調べ)

 懇親会も大いに盛り上がり、梅雨の晴れ間の一時を十分に楽しませていただきました。
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菊六三席

 京都・阿吽坊店主とは旧知の仲、以前から時々一緒に落語を聞くことはしていましたが、「店で落語会が出来ればいいね」という話が実現したのが2009年8月22日のことでした。2010年1月30日に2回目を開催し、昨晩が3回目。今回も古今亭菊六さんをお招きし、たっぷりと三席を堪能。終了後の懇親会も盛り上がって、石の消えた身体をたっぷりとアルコール消毒し、心身ともに満足の一日でした。
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また、古今亭菊六さんを聴きました

古今亭菊六さん
第2回江戸の噺家落語会@阿吽坊
 阿吽坊で開催された第2回江戸の噺家落語会@阿吽坊、関西ではなかなか聴く機会のない東京の噺家さんをお招きしようという企画。昨年8月の第1回に続いて、今回も古今亭菊六さんを聴くことができました。最初に「時そば」、会場の雰囲気をほぐすための長めのマクラを含めて35分。関西では「時うどん」ですが、案外「時そば」を聴いている人は少ないのです。「うどんをそばに換える」だけの話ではないことを分かって頂くための、いい機会でもありました。後の懇親会では、「かまぼこ」と「ちくわ(ぶ)」で大層盛り上がっておりました。一席目の後に高座後ろの屏風を外すというハプニングがありましたが(harimayaさん、ごめんなさい)、すぐに二席目に入って「湯屋番」。若旦那が番台で妄想にふける笑いの多い噺、艶っぽさは必要ですがいやらしくなっては興ざめ、物まねも含めて上々の出来、22分。中入りを挟んで三席目は「子は鎹」、関西では最近ざこば師がよく演られますが、ストーリーはおなじみのもの。子どもの表現が大事ですが、前半はしんみりとした雰囲気であどけなく、後半は少し生意気ながらも見事に両親を結びつける。やはりこの噺は、江戸の噺家さんで聴く方が好きです、32分。
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古今亭菊六さんを生で聴きました

 8月22日(土)、「第一回江戸の噺家落語会@阿吽坊」というイベントを開催、大変いい内容で無事に終了することが出来ました。以前から阿吽坊で落語会をやりたいという話はよくしていたのですが、具体化したのは今年の5月。東京の幹事さん4名と相談し、お盆休み直前の阿吽坊での開催となったのでした。店のキャパシティぎりぎりの参加者でしたが、落語会も懇親会も(ほぼ)満足できる内容、できることなら次年度以降も是非やりたいものです。阿吽坊の大将、幹事の皆様、菊六さん、そして何よりもご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。写真は、幹事のお一人からいただいた大入り袋、菊六さんからいただいた手ぬぐいともども大事にとっておきます。


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