支援いろいろ息長く

[flickr id=”6513270445″ thumbnail=”medium” overlay=”true” size=”large” group=”” align=”center”] 9月の台風12号は、紀伊半島各地に大変な被害をもたらしました。三重県東紀州地域と出会ってから20年近く、丸山千枚田の復田や紀伊山地の世界遺産登録、各種地域計画や社会調査実習などを通じて、紀伊半島全体がいわば私の友人です。そんな友人の惨状に手をこまねいてもいられず、身近なところで可能な小さな支援をいくつか。写真は、一昨日届いた紀宝ふるさと応援便、アカウミガメが可愛いですね。東日本の被災地もそうですが、繋がりのメンテナンス、息長く続けたいと思います。
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被災地での社会調査実習

[flickr id=”6320343710″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”medium” group=”” align=”left”] 1998年度から実施している三重県東紀州地域をフィールドとする社会調査実習、14年目となる今年の本調査を11月3日(木)~6日(日)の日程で実施しました。例年は6月に予備調査、9月に本調査、12月に補充調査という流れで実施するのですが、今年は台風12号が調査地に与えたダメージのために、予定を大幅に変更せざるを得ませんでした。写真は熊野市甫母町での聞き取りの様子、伊勢海老漁の網を修復するご夫婦にインタビューしているところ。調査メンバーは、三重ローカルアクト製作の「東紀州復興支援チャリティーTシャツ」を着用しています。今回の被害からの復興を支える取組、微力ながら私もいろんな形で関わり続けます。
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人と防災未来センターへ行ってきました

今日のミッション

今日のミッション,
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 これまでなかなかきっかけがつかめなかったのですが、念願の阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターへ行ってきました。京都から新快速に乗って芦屋、そこで普通に乗り換えて灘駅下車、海に向かって10分強歩けば到着。開館直後に訪れたのですが、団体も含めて相当な人出。いつもこうなのか、それとも東日本大震災の影響か。映像資料や体験コーナーなどが豊富に用意され、学生・生徒の研修にはもってこい。展示内容よりもサインや誘導、音響などでいくつか気になる点はありましたが、行ってよかったと思いました。ほんの1時間程度の移動ですが、京都駅で下車したとたんの空気は燃えている、神戸とずいぶん気象が違うことに改めて驚かされました。


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tsunamiの語源

 京都新聞(朝刊)に、5月18日(水)から「大変を生きる-災害と文学」という記事の連載(掲載は週一回)が始まりました。第一回目にはこの連載の趣旨として「死者・行方不明者、計約2万5千人という未曽有の東日本大震災。原発の事故も続く。日本に生きる人たちはこれまでの災害とどう闘い、大変をどう生き、書いできたのかを紹介していく」とあり、第一回目には吉村昭さんの三陸大津波の取材時の様子が紹介されています。今朝の朝刊には第二回目、「稲むらの火」で有名な浜口梧陵の息子・浜口担の英国の講演時のエピソードが紹介されています。ラフカディオ・ハーンが梧陵のエピソードを『生神様』という作品でまず海外で発表し、その際、津波をtsunamiと表記したことからこの言葉が国際化し、1968年には米国の海洋学者から国際語として提案されたとのこと。そう言えば、以前わたしも稲むらの火という記事を書いていました。この連載、大変興味深く、スキャンしてEvernoteに保存しています。
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平成23(2011)年東北地方太平洋沖地震

 昨日の午後から、日本列島全体が大変なことになっています。想像を絶する揺れとその後の大津波、被害の全体像はまだまだ分かりませんが、かなりの人的被害があることは確か。一晩中テレビをつけっぱなしにして微睡んでいましたが、何度も地震発生を告げるアラームにその都度飛び起きてテレビを見つめています。例によって、電話が通じにくい状況の中で、インターネット経由でのTwitterやFacebookでは、マスメディアとは違った細かな情報が刻一刻と流れてきます。救助を求める人のリツイートや、交通情報を知らせるもの。種々雑多ではありますが、ともかく、一人でも多くの救助を求める方が助かることを祈るばかりです。
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中国・四川省大地震 救援金等のお願い

 遅い時間の夕飯を家族揃って食べながら、全員の目はテレビニュースに釘付け。辛く痛ましい報道ですが、黙って見過ごすこともできません。熊野つながりのシホさんは、中国とも深いつながりのある方、彼女のブログでは標記のような活動が紹介されています。読者の皆様、ぜひ「ほるほる」の記事をご覧の上、ご協力いただければ幸いです。

中国・四川省大地震 救援金等のお願い

間もなく13年

アルガの火 間もなく阪神・淡路大震災から丸13年、例年なにがしかの記録をしているつもりでした。しかし実際には、データベースの操作エラーだとか、移転時のトラブルだとかで、あまり記録が残せていません。明日は会議日でドタバタが予想されるので、今夜のうちにメモを残しておきます。とはいえ、やっと風邪が抜けかかっている今、「忘れていない」という気持ちを表すことしかできませんが。少し遅くに帰宅したツレアイとワインを飲みながら、しみじみと来し方を語り合っています。
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地震に気づかずに

パスタとギネス 夜中に毎日放送で流された桂雀々の落語を録画でみている最中、新潟・長野で強い地震が。京都では震度1という表示が出ていますが、ちょうど宅配の荷物(森の番人の定期便)を出し入れしていたのでまったく気づきませんでした。テレビでは地割れや家屋の倒壊などの映像が流されています、だいぶ被害が出そうですね。ただ、10時過ぎと言うことで、食事時間でなかったことは火災の可能性が少ないという点で不幸中の幸いでしょう。被害を受けられた方は大変でしょうが、もし、台風と同時に起こっていたらと思うと、ぞっとしますね。
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三重県中部地震

 ちょうどお昼ご飯を食べながらテレビを見ていたとき,地震の揺れを感じました.近くではないけれども,相当大きそうな地震,数分後にテロップで震源地が三重県と.心配になってすぐにsatoshi-kさんに電話.揺れはかなり大きかったけれど特に被害はないとのこと.その後の報道を見ていると,亀山あたりはだいぶ被害が出ている様子.過去の記事を検索してみると,2004年9月の地震で,熊野市遊木町の道路が崩落により通行止めになったという記事がありました.夕飯をつくっているときにもテレビで地震速報が,私には揺れは感じられませんでしたが,大阪へ向かう車中のツレアイからは,新大阪の手前で10分程度立ち往生したとか.ここしばらくは,余震も含めて注意が必要ですね. “三重県中部地震” の続きを読む