お値打ち落語会=めいぷるごにんばやしの会

 仕事がらみでご縁ができた(財)箕面市文化振興事業団が主催する「めいぷるごにんばやしの会」、米朝一門の若手(中堅?)5人が出演して隔月に開催されています。1月18日(火)は数えて第48回目、午後から休みを取ったツレアイと合流して楽しんできました。箕面市は桂ざこば師が市民であることもあって、米朝事務所の協力で落語会が結構開催されているのです。会場は箕面市立メイプルホール、阪急箕面駅から徒歩10分弱と大変便利、しかも価格がお値打ちと来れば行かない手はありません。んが、昨晩の会が開かれた大ホールは501席、入場者は恐らく1/3程度か。これは何とももったいない、関西の落語ファンの方、1500円で5席楽しめるお値打ち落語会=めいぷるごにんばやしの会、ぜひご来場下さい。次回開催は3月15日(火)18時30分開演、当日券のみ1500円。おっと、その前に、2月4日(金)の桂塩鯛襲名披露公演にもぜひどうぞ!
“お値打ち落語会=めいぷるごにんばやしの会” の続きを読む

史上最狂の笑福亭

 去る10月22日(金)に文楽劇場で開催された「六代目笑福亭枝鶴襲名披露公演」では、久しぶりに笑福亭一門の賑やかな様子を拝見することが出来ました。その際配付されたチラシの中にあったのが「史上最狂の笑福亭」という落語会の案内、迷わずチケットをゲットしたのは言うまでもありません。やはり、私にとっては落語=松鶴なのであります。昨晩の天満天神繁昌亭、あいにくの強い雨でしたが立ち見も出る盛況ぶり。先日の「米二・塩鯛二人会」では1階2列目で窮屈な思いをしましたが、今回は2階の最前列、椅子の大きさは変わりませんが前を気にしなくていい分楽でした。さて今回のメンバー、どこからどうみてもまさに笑福亭、枝鶴さん以外は若いときから存じ上げている方ばかり。ありがたくも懐かしく、楽しい一夜となりました。
“史上最狂の笑福亭” の続きを読む

第14回もんぼう寄席

 今月は、落語会の予定がけっこう入っています。日曜日の夕方、西本願寺の宿・聞法会館で開かれた第14回もんぼう寄席に出かけてきました。会場は堀川通花屋町北西(西本願寺北)、拙宅からは着物姿のツレアイの足に合わせて徒歩20分強、15時30分の開場と同時についたのですが、すでに長蛇の列。会館3fのホールの椅子の数は(多分)22*20=440、場内アナウンスによれば「満席」とか。聴衆はオバチャン率&着物率高く、開演後にはドアを閉めるので熱気で汗ばむほど。市民寄席などとはだいぶ雰囲気が違い、常連さんと言うよりも門徒さんが多いようで、新鮮な反応=笑いが多くて、私にとってはそれ自体が新鮮でした。米二さんによれば、前回からは半年空いてしまったが、次回は3月に決まったとか。とまれ、自宅近くの4席で1000円という、誠にお値打ちの落語会でありました。
“第14回もんぼう寄席” の続きを読む

米二・塩鯛二人会

 12月7日(火)、念願の天満天神繁昌亭へ初めて行ってきました。阪急電車淡路駅で地下鉄堺筋線に乗り換えて南森町駅下車、日本一長い天神橋筋商店街のすぐ近く、いい場所にありますね。中に入ると、想像していたよりもだいぶこぢんまりとしていい大きさ、ただ、椅子はいただけませんね。座席は固いし前後の空間も狭い、建設時期からすればもう少しゆとりのある設計かと思ったのですが、やはり費用の関係か。冬場ということでみなさん厚着、和服姿の女性など席の出入りにだいぶ苦労されていました。二人会は三回目、ただし、都丸さんの襲名後は初めて。季節感あふれるネタにひかれてやってきたのですが、十分満足できる一夜でした。
“米二・塩鯛二人会” の続きを読む

第303回市民寄席

 師走に入って3日目、午前中に卒業アルバム用の写真撮影、終了後すぐに戻って歯科治療。終わって外へ出ると地面が濡れていましたが、後で聞けば、雷や暴風で大変だったとか。いったん帰宅して次年度準備作業の見通しをつけた上で、夜は第303回市民寄席、終了後は四条室町の焼き鳥屋で軽く一杯。何しろツイッター経由で、焼き鳥盛り合わせ(10本)1200円が500円になるというクーポンを仕入れていたので、ぜひとも行ってみたい店だったのです。瓶ビール1本に銚子(大)1本、焼き鳥盛り合わせと豆腐、それに和風サラダでいい気分。帰路はMKタクシーをつかまえて、こちらもツイッターでゲットしたタクシーチケット利用。財布に優しい、師走最初の花金でありました。
“第303回市民寄席” の続きを読む

六代目笑福亭枝鶴襲名披露公演へ行ってきました

セカンドミッション

 私の笑芸好きはこどもの頃からですが、主としてテレビによるところが大きいですね。土曜日の午後に、ABC朝日放送(大阪)で「道頓堀アワー」を見ることが大好きでした。角座からの寄席中継、中座の松竹新喜劇、田舎に住んでいたので生で見ることは(当時は)かないませんでしたが、今となってはアーカイブでしか見ることの出来ない名人・上手の元気な姿を見ることが出来ました。記憶に残っているのは昭和37(1962)年3月あたりの放送、恐らく四天王寺の亀の池あたりでアナウンサーの求めに応じて「天王寺詣り」「三十石」といったネタのさわりを紹介していた落語家、そう、四代目枝鶴あらため六代目松鶴の襲名を記念しての番組でした。その後六代目の実子が五代目枝鶴を襲名したのは昭和48(1973)年のこと、米朝門下の枝雀、春団治門下の福団冶と三人揃っての襲名披露は、上方落語四天王による戦後の落語復興の努力が実ったことを世間に広くアピールする出来事でした。私自身、五代目枝鶴の噺は襲名前だったか後だったかはっきりしないのですが、角座で「道具屋」を聴いたことがあります。独特の間を持つ人でとにかく面白く、「すごい人がいたんやなぁ」と感心したのでした。残念ながら結果的には廃業してしまいましたが、その唯一の弟子がこのたび六代目を襲名した昨夜の席、感慨深い一夜でありました。
“六代目笑福亭枝鶴襲名披露公演へ行ってきました” の続きを読む

菊六三席

 京都・阿吽坊店主とは旧知の仲、以前から時々一緒に落語を聞くことはしていましたが、「店で落語会が出来ればいいね」という話が実現したのが2009年8月22日のことでした。2010年1月30日に2回目を開催し、昨晩が3回目。今回も古今亭菊六さんをお招きし、たっぷりと三席を堪能。終了後の懇親会も盛り上がって、石の消えた身体をたっぷりとアルコール消毒し、心身ともに満足の一日でした。
“菊六三席” の続きを読む

第45回ごにんばやしの会へ行ってきました

今日のミッション

 昨年度途中から(財)箕面市文化振興事業団と関わりが出来ました。そのご縁で、メイプルホールで開催された「第45回ごにんばやしの会」を楽しんできました。昨日の日中は焼けるような暑さ、所用を済ませてから車で会場へ、拙宅からは約1時間で到着、やはり自動車はありがたい。友人2人と合流したっぷりと落語を楽しんだ後、帰路は50分のドライブ。その後は、ラストオーダーを大幅に延長しての宴会突入。さすがに普段の早起きは無理、午前7時に起き出してすぐに支度、コーヒー抜きで車で出勤。普段と比べて15分遅い出発でしたが、車の量が全く違います。やはり私には、早寝・早起・早出があっています。それにしてもこの落語会、上方落語界の中堅処、米朝一門の実力者が揃う豪華な会です。ちょうどいい大きさのホールと値段、しばらく通うことにします。それにしてもおもしろかったのがホールの緞帳、贈り主の名が「四大字財産委員会」と。まさに地域社会学の教材にぴったり、箕面はいいところです。
“第45回ごにんばやしの会へ行ってきました” の続きを読む

第301回市民寄席は盛況でした

市民寄席 年間席札

 今年は年間席札をゲットしたので、市民寄席に安心していくことができます。昨晩は通算301回目、午後から休みを取って和服に着替えたツレアイと会場の京都芸術センターに着いたのが18時25分、すでに開場が始まっており、遅れてくる友人たちの分も一緒に座席をゲット。会場は小学校の講堂を利用しているのですが、約400人分用意された椅子席はほぼ満杯、適度の空調でそれほど暑さを感じることもなく、楽しく過ごすことができました。前座が登場したのが19時きっかり、ハネたのが20時35分、中入りなしの4席90分は誠に結構な番組。満足度十分で帰宅し、アルコールも十分満喫して爆睡でした。
“第301回市民寄席は盛況でした” の続きを読む

第2回「ちおん舎・新染屋町寄席」に行ってきました

 今年の3月5日に新しくスタートした新染屋町寄席、昨晩はその2回目。少し早めに家を出て、大丸横・びーんず亭でコーヒー豆購入、烏丸三条の大垣書店で米二さんの著書を購入、続いてyamayaでチリワイン2本で1000円のものを購入と、持参の買い物袋を一杯にして到着したのがちおん舎。ところが、開場時間を30分間違えていたために、時間つぶしに周辺散策。改めて会場入りして、前回同様最後尾のイス席をゲット。幸い、入場者は前回ほどではなく、ちょうど演者の正面という好位置。中入りなしの4席、終了後の抽選会を入れても1時間45分、余裕を持って楽しむことが出来ました。
“第2回「ちおん舎・新染屋町寄席」に行ってきました” の続きを読む