京の噺家・桂米二さんの初めての一門会、実は「予約第一号」でありまして、楽しみに出かけてまいりました。会場は京都府立文化芸術会館3階和室、いつもの部屋ですが、初めての一門会ということで超満員。確かこの部屋の定員は60名のはずですが、優に100名は越えていた(はず)。お陰で場内は熱気むんむんの暖房いらず、いささか窮屈ではありましたが、和気藹々の2時間半。何であれ、新しい始まりに立ち会うのは嬉しいことです。この会が二回、三回と続くことを願って、楽しく帰路につきました。
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歌之助が遺したネタ達(2012年1月4日)
いつの落語会だったか忘れましたが、その日戴いたチラシにあった標記の落語会が気になって、今年初の天満天神繁昌亭に出かけてきました。2代目歌之助という方は、入門当初は「扇朝」という名前で、私など実はこちらの方が親しみがあったりします。昨晩のプログラムによれば、米朝師への入門が1967年7月、歌之助への改名が1975年1月ということですから、私が高校生の頃、まだ駆け出しの時に何度か聴いているということになりますね。後年になって桂米二さんの高座などで「不幸を呼ぶ男」というエピソードをよく聴きましたが、残念ながら個人的には体験しておりません。亡くなられたのが2002年1月2日、丸10年ということで桂九雀さんがプロデュースされたのがこの会、出演者が故人の思い出を語りつつ、教えていただいたネタを披露するというもの。当代歌之助君の人柄もあって、あっさりと嫌み無く、とても気持ちのいい会でありました。
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激突!吉弥とまん我
元日に開催された落語会に行ってきました。とりあえず、メモだけ残しておきます。
・ご挨拶(桂吉弥・桂まん我) 同い年とは驚きましたが、無内容の14分。
・子ほめ(桂弥太郎) だいぶ良くなってきたけど、やはり所々イントネーションが気になる、14分。
・ちりとてちん(桂吉弥) NHK連ドラで全国区になったきっかけ、すっかり持ちネタとなって安心して聴けます、25分。
・蜆売り(桂まん我) 師匠・文我同様、上方落語協会には加盟していないのですね。しっかりと聴かせる実力派、満足の32分。
・仲入り
・替わり目(桂まん我) かなり酒好きとのマクラは納得、モタレらしくあっさり目に切り上げました、24分。
・高津の富(桂吉弥) ジャンボ宝くじが登場してから、このネタが年末年始の格好のネタになりましたね。サゲ前に会場の後で携帯が鳴ったのは興ざめ、たっぷりと40分。
松岡弓子 ザッツ・ア・プレンティー
談志師のお嬢さんの著書『ザッツ・ア・プレンティー』、先ほどamazonから発送したとのメール。帯には「父・立川談志との258日」と。出版社のコメントには「That’s a Plentyは、談志が好きだったディキシーランドジャズの名曲で、談志の遺言どおり、出棺の際にはこの曲が流された」。早く読みたい。
矢野誠一 昭和の藝人 千夜一夜
談志師の訃報以降、落語関連のニュースに敏感になっています。そんな中、矢野誠一さんの近著『昭和の藝人 千夜一夜』、出版されたことは知っていましたが未読であったことを思いだし早速入手。帯には「志ん生、圓生から越路吹雪、長谷川一夫、エノケン、渥美清まで 思わずホロリとさせられる八十八の人生」と。寒い冬の夜にはぴったりですね、今夜から楽しみます。
第53回桂米二臨時停車の会(2011年12月16日)
京の噺家桂米二さん、小さな会を沢山開いていらっしゃいますが、会場としては京都府立文化芸術会館がホームグラウンドのようなもの。とくに和室は定員60名とちょうどよく、マイクを使わずに落語を聴くにもってこい。ただ、近頃は座布団の上で2時間というのはさすがにしんどくなってきました。数えて53回目、今日のお目当てはもちろん二葉さんの「東の旅発端」、前回のこの会場では動物園で三度絶句したとは本人のTwitterでの告白、果たして今回はどうなるのか。そんな心配を胸に秘めた、いわば我が子の発表会を見るかのような心持ちの方は、私以外にも大勢おられたはず。結果は・・・、十分満足できるものでした。
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第17回もんぼう寄席
2011年11月27日(日)、第17回もんぼう寄席、記事にする元気がないのでメモだけ。桂雀五郎「みかんや」19分、桂米二「持参金」28分、桂あやめ「妙齢女子のビミョーなところ」23分、中入り、米二「饅頭こわい」39分。
落語家の死
勤労感謝の今日はまるまる一日休養日、読書と買い物、それに食事とお酒で一日が終わろうとしています。昨晩から引き続いて読んでいたのは故・桂吉朝のご子息が父親の七回忌にあたって出版された『吉朝庵: 桂吉朝夢ばなし』。読み終えてしばらくはうつらうつらと腰枕と共にうたた寝、起き出してみるとTwitterでは立川談志師の訃報で大騒ぎ。記事を読んだり新聞を見たりしていましたが、これほどの騒ぎになるのはさすがに談志師、生で聴いたことはありませんが、高校時代に読んだ『現代落語論』はとても刺激的であったことを想い出します。そんなこんなでいささか感傷的な今夜、自分の直接知っている(上方の)落語家の死について確認作業をしてみました。
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落語家の立川談志さん死去 75歳
朝日はいい写真を掲載している、合掌。
『吉朝庵: 桂吉朝夢ばなし』を読みました
七回忌を迎える故・桂吉朝、どうでもいいけど同じ歳です。最後の文楽劇場の高座も、その前の落語博物館も聴いています。彼の死後、CDやDVDなど一切手にしていなかったのですが、ご子息・上田康介さんによる縁者へのインタビュー記事で構成された本書は一気に読んでしまいました。ちゃんとした記事にしたいけど、とりあえず、みなさん読んでみてください。ええ読み物にしあがっています。