第五回桂米二一門会

[flickr id=”9995474003″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”large_1600″ group=”” align=”left”]  京の噺家・桂米二さんの一門会、数えて五回目は2013年9月29日(日)。米二さんは米朝師の十二番目の弟子で今年で入門から37年、一番弟子の二乗君は11年目、二番弟子の二葉ちゃんは2年半。実はこの一門会は2012年1月29日(日)が一回目、何と私は予約第一号という栄誉を獲得したのです。それもあって、京都での一門会はかかさず出かけることとし、二回目が2012年5月6日(日)、三回目が2013年1月27日(日)、四回目が2013年5月5日(日)と順調に回を重ねてきました。すでに、来年2月2日には六回目が予定されていますが、果たして二葉ちゃんの年季明けはいつになるのか、気になるところですね。
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山も海も

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 前任校時代にご縁を得た三重県南部・東紀州地域、そこをフィールドとして大学生の社会調査実習を始めて16年。当初は、京都大学社会学研究室の授業として始めたのですが、途中から仲間が増えて色んな大学の研究者・学生が参加するようになりました。ここ数年は我々の高齢化によって参加者を絞ってきましたが、今年は総勢36名で実施、台風18号の影響も多少ありましたが、何とか無事に終了することが出来ました。学生諸君は、各自の関心に従って資料収集・レポート作成、11月末の補充調査を経て年明けには報告書をまとめます。写真は熊野市五郷町湯の谷の巨大なカヤの木、300年以上続く尾中家とともに時間を紡いで今も健在。台風通過後の晴天に、その偉容を誇っています。久しぶりにお会いした尾中さんは相変わらずお元気、確かな記憶に基づくその語りはまるで音楽のよう、しばし夢の中をさまよう心地でありました。
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満7歳

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 9月9日は重陽の節句・・・ではありますが、我が家では同居猫・ココの誕生日、満7歳になりました。昨晩は写真を撮れなかったので息子の部屋で記念写真・・・、しかし、なかなかカメラの方を向いてくれないのでムービー撮影、逆光で見づらいのですがご容赦を。先月から食事もシニア用に変更しましたが、相変わらずよく食べてくれます。体重は4.5kgでほぼ一定、人間の食べ物に手を付けることなく、元気に過ごしております。
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南光独演会@文楽劇場

[flickr id=”9651578132″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”original” group=”” align=”left”]  9月1日(日)、桂南光さんの独演会、国立文楽劇場初開催とあっては行かねばなりますまい。数日前にTwitter情報で新しいグッズを会場で販売するとのこと、見つけたのが写真、「寝床」をテーマとしたトートバッグと一筆箋。一筆箋の方はこの日のネタにあわせて「寝床」「子は鎹」をあしらったもの、実際に使うのはちともったいないかな。会の方は最前列でゆっくりと楽しませていただきました。ゲストの三遊亭小円歌さんは初見、映画・落語物語でスクリーンで見たときとは全く違った印象、華やかでかっこいい!南光師の二席も素晴らしい出来、十分に満足できる会でした。サンケイホールは大きすぎるので、この劇場くらいが丁度いいですね。

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夏の終わりは道の駅

[flickr id=”9586630661″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”original” group=”” align=”left”]  本日我が町内は地蔵盆、朝の雨が最もひどい時間に準備作業(私は別件で不参加)。地蔵盆が終われば夏休みも残すところあと僅か、溜まっている宿題に追い込みをかける・・・というのは、近頃は通じなくなりました。すでに学校が始まっていますから、一週間早めにお祀りされるところもあるようです。我が家では、昨年に引き続き家族の夏休み行事=舞鶴までの道の駅ツアーを敢行。昨年は8月25日(土)に実施していますが、往路は舞鶴港とれとれセンターで食事と買い物、帰路は道の駅・和(なごみ)で買い物、仕上げは道の駅ではありませんが丹波の里・やまがた屋でまた買い物。往路は結構厳しい雨でしたが、帰路には天気も回復、さほど混雑もなく帰着。今夜は写真の干物を焼いて、丹波の地酒をいただきます。
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お疲れ様でした

[flickr id=”9510228519″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”original” group=”” align=”left”]  2013年8月8日、私の母・寺口愛子が旅立ちました。人生の前半は5人の子の母として、後半は坊守・住職として、晩年は癌と闘う患者として、波乱に満ちたその生涯を前向きに駆け抜けました。自分のやりたいことをやり抜くというその姿勢は、時として周囲との軋轢も生みましたが、時代と境遇の制限を言い訳とすることなく、いつも凛としたものでした。1922(大正11)年に生まれて平成の世まで91年3ヶ月、子として母の長命を望むのは当然ですが、他方十分であったとも思います。お母さん、本当にお疲れ様でした。
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秋立ちぬ

[flickr id=”9448070723″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”original” group=”” align=”left”]  「風立ちぬ、いざユリカモメ」、誰が言い始めたかは知りませんが、学生時代によく使われたフレーズです。教養主義の残滓を意識する時代の学生たちの、一種の衒いを示して面白いですね。ジブリ作品はいずれテレビ鑑賞するとして、本日から「立秋」であります。「環境論」の授業の中で、「環境は文化である」という話をします。具体的には、四季・二十四節気・七十二侯を紹介し、旧暦時代に培われた日本人の生活様式をとりあげます。授業名から環境問題やエネルギー論を連想しがちな彼女達は、ある種肩すかしを食らったかのよう。大事なことは問題化する以前の環境であって、そこにある自然と人間の細やかな関係を見つめ直すことが、問題解決の糸口となる。と、こんな趣旨の話ではありますが、具体的には、写真のような野菜を見て季節を感じ、同時に画一化・商品化された野菜や食材が持つ不気味さに目を向けて欲しいのであります。
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第225回上方落語勉強会

[flickr id=”9405423930″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”large_1600″ group=”” align=”left”] この回は、落語作家・小佐田定雄さんが提供する新作落語に当日の客が題をつける「お題の名づけ親はあなたです」という企画が売り物、今回指名されたのは桂塩鯛さん。しかし、それ以上にトリで吉坊が「深山隠れ」を演じるとあって、早くから友の会割引でチケットを準備していました。生で聴いたことのない私にとっては幻のネタ、期待に違わぬ好演で大満足、他の出演者には申し訳ないのですが、この一席だけで十分という会となりました。それにしても、よく入っていました。いつもなら、最初は座布団の間隔をそれなりにとっているのですが、今回は最初からきっちりとした敷き方。吉坊効果かな?
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カレー日和

[flickr id=”9378998761″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”original” group=”” align=”left”]  私の職場ではようやく授業が終了し、明日からの一週間が予備日、補講や試験が実施されます。酷暑の夏ではありますが、学生さんにはもう少し頑張っていただかなければなりません。私はというと、もちろん諸々の仕事はありますが、授業が終わったという解放感は何物にも換えがたいものがあります。気分が軽くなったここ数日、今夏の課題である「カレー粉料理」にチャレンジを続けております。写真は夕飯用の「粗挽きフランクフルトのカレー」、市販のルーを使わず、かつ、カレー粉と幾種類かのスパイスによる簡単料理。出来上がった料理を味わうよりも、調理中のスパイスの香りを楽しむ今日この頃であります。
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夏の三色

[flickr id=”9307078526″ thumbnail=”thumbnail” overlay=”true” size=”original” group=”” align=”left”]  今日は祇園祭のクライマックス・山鉾巡行、原則オフの水曜日ということで、自宅でテレビを見ておりました。もちろん、これで祇園祭が終わるわけではなく、今夜は八坂神社から御輿が登場する神幸祭、一週間後には還幸祭とまだまだ祭は続きます。さて、夏の暑さで食欲減退というのは私には無縁、今夜は3日ぶりの夕食当番であります。冷蔵庫にはしゃぶしゃぶ用豚肉と合い挽きミンチがあることを確認し、スーパーで求めたのは写真の野菜達。このところ取り組んでいる「カレー粉料理」のレパートリーを増やすべく、暑さをものともせずに頑張るお父さんであります。
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